春夏秋冬の旬な食材を紹介します。
ご家庭で季節の味をお楽しみ下さい。

 春の食材です。

● ハチメ
5月〜6月にかけてがハチメの旬。煮物や焼き物が多いですが、刺身にしてポン酢しょうゆにトウガラシ、アサツキをのせていただくのも旬ならではのおいしさです。

● タコ
イイダコは2月〜5月にかけてが漁の最盛期で、生はこの時期のものがいいでしょう。

● イワシ
マイワシは1〜3月頃、カタクチイワシは5〜6月と10月の2回、ウルメイワシは5月〜6月頃に定着網やまき網でとれます。


● サヨリ
石川県では「花見魚」の別名があるように、桜の咲く頃と秋が旬。

 

 夏の食材です。

● イカ
(スルメイカは身がしっかりした入った夏がおいしく、ヤリイカ、コウイカ、ホタルイカは産卵のため沿岸による早春から初夏が旬となります。)

● 貝/ハマグリ・アサリ・バイ貝・マンジュウ貝
(ハマグリは春から夏にかけて、バイ貝は初秋になる頃、貝身の旨味も増してきます。)

● アマダイ
(12月から3月頃までが量も多くおいしいシーズンです。)

● トビウオ
(5月〜8月頃が一番の食べ頃で、刺網と定置網でとれます。)

● アユ
(天然のアユは7月から8月にかけてが最もおいしい季節です。)

● ウナギ
(「土用の丑の日」に食べると夏バテしないといわれることからもわかるように、夏が旬。)

● ネジラガレイ
(旬は6月〜8月です。石川県では、刺網と定置網でとれます。)

● ア ジ
(9月〜10月頃が、最も漁獲量が多い時期です。)

● キ ス
(あっさりと澄んだ味わいを楽しめるのは6月から7月にかけて。)


 秋の食材です。

● 甘エビ
(四季を通してとれますが、晩秋からことに冬は、灰緑色の卵をたっぷりとかかえて、甘味が一段と増やす時期です。)

● サケ
(石川県では秋頃に定置網や刺網でとれます。)

● カマス
(いちばん脂がのっておいしい時期は9,10月です。)

● サバ
(サバには旬が2度あります。最初の旬は5〜6月の産卵期、次の旬は9〜10月です。)

● サンマ
(旬は秋ですが、脂ののった食べごろのサンマは、まるで駆け抜けるように、あっという間に日本近海を通 り過ぎます。)


 冬の食材です。

  ● アンコウ
11月下旬から出まわりはじめ厳寒にはその味も絶好調となります。
  ● メギス
石川県内の7月から8月の休業期を除く底引き網で四季を通 じて、一番たくさんとれる魚です。
● カレイ・ヒラメ
カレイもヒラメも種類によってまちまちですが秋から冬にかけてが旬。イシガレイ、シロガレイは、春から夏にかけてが旬で、石川県でも底引き網や刺網で多く取れます。
● タラ
石川県では昔から「七尾のタラ」と言われるほど、2月に七尾湾でとれるタラは珍重されてきました。このタラがとれる頃には、各家庭ではかきもちを作って旧正月を祝ったものです。産卵期である1月から3月上旬が旬の時期で、刺網、はえ縄、定置網、底引き網でとれます。
  ● ズワイガニ
(ズワイガニのオスは11月から2月までがもっともおいしく、メスは11月から1月までが解禁期間で、底引き網でとれます。)

  ● ブリ
(コゾクラは7月中旬〜9月中旬、 フクラギは8月下旬〜10月中旬 ガンドは9月下旬〜11月下旬 ブリは10月下旬〜1月下旬頃とれ、それぞれこの期間が食べ頃です。)