市場の組織と生鮮食料品が消費者にわたるまで

●開設者(金沢市長)
市場の建物の建設や設備の管理を行い、卸売業者や仲卸業者、売買参加者が正しい取引をするよう指導・監督をします。 市場での取引=法令および金沢市中央卸売市場業務条例等で定められた取引ルールにしたがって正確に、迅速に行われています。
●卸売業者(青果部1社、水産物部2社)
全国各地の出荷者から生鮮食料品の販売の許可を受け、これをせり売り、入札または市長の承認を受けて相対売りで仲卸業者や売買参加者に販売します。 委託手数料の率=野菜8.5%(県内産のものは8%)果実7% 水産物5.5%
●仲卸業者(青果部13社、水産物部16社)
せり売り、入札または相対売りに参加して、卸売業者から買いとった生鮮食料品を市場の店舗で買出人などに細かい単位 に分けて販売します。
●売買参加者(青果部143人、水産物部94人)
小売商、加工業者、大口需要者のうち、卸売業者のせり売り、入札または相対売りに参加できる資格をもっている人たちです。
●関連事業者(41店)
市場を利用する人々の利便をはかるために市場内で業務を営んでいる人たちです。 業種の別は、乾物、鶏卵、食肉、豆腐、菓子、種苗、冷蔵、運搬、食品加工、冷凍食品、食品、食堂、喫茶、清掃、日用雑貨、金融機関、仕出しです。
●買出人
小売商、加工業者、大口需要者のうちで、仲卸業者から生鮮食料品を購入している人たちです。